老後資金が貯まらない人は生命保険の見直しを

老後資金が貯まらない。そんな人は生命保険を見直してみてください。家計の支出の多くを費やしながら役立つことがほとんどないのが生命保険なんです。

生命保険に関する全国実態調査(平成27年度)によると平均年間払込保険料は38万5000円。サラリーマン一人当たりの平均年収は約420万円(民間給与実態統計調査(平成27年度)なので、収入の1割ほどが保険料に消えている計算になっています。

一家の大黒柱が亡くなったときを考えての生命保険ですが、実際には、半分以上の人が80歳まで生きています。要は“掛け”のようなもの。若くして亡くなるという可能性はゼロではありませんが、ほぼ全員に訪れる老後への備えにむけて貯蓄するほうが確実なのではないでしょうか。

生命保険は「いざ」というときに自分の蓄えだけでは足りないから入るものです。みんなが入っているからと言って簡単に入る必要はなく、ある程度の蓄えがあるなら、保険に入る必要はありません。日本の公的な社会保険は充実しているので、「いざ」というときにもそこそこ大丈夫になるようにできています。万が一のことがあっても自分の貯金社会保障制度を最大に活用すればなんとかなります。

毎月支払っている保険料を保険でなく、貯蓄に回すと老後資金の大きな支えとなりますし、お金で残せるなら他に違った使い方もできますね。

 

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遺族年金と障害年金はすでに生命保険に入っているようなもの

老後生命保険

私達の入っている公的年金には、亡くなったり、障害を負うとお金がでる遺族年金障害年金というものがあります。生命保険にはすでに入っているようなもの

遺族年金とは?

遺族年金は夫が亡くなった場合、その年度末で、18歳までの子ども(または20歳未満で一定の障害があるこ子ども)がいる妻、または子ども本人に年金がおりるという仕組みです。

夫がサラリーマンの場合はここに子どもがいる、いないに関係なく、遺族厚生年金が加わります。遺族基礎年金と遺族厚年金をあわせるとこどもが2人いる平均的なサラリーマンの妻で月15万円ほどになります。残された妻や子どもも働くことができれば、充分に暮らしていくことはできます。

ただし、こんな人は対象外となります

  • こどもがいない自営業の妻(国民年金しかはいってないため)
  • 850万以上収入のある妻
  • 妻がなくなった夫
  • 国民年金の遺族年金の支給対象は妻とこども

 

障害年金とは?

障害年金とは体に負った障害の等級に応じて支給される年金です。ガンや糖尿病、腎不全と言った病気による障害も病状によっては支給対象となります。

障害基礎年金の支給額は1級が年間約99万円、2級が79万2100円でどちらもこどもの数に応じて上乗せされます。サラリーマンの場合はここに障害厚生年金が加わるので、さらに金額が増えます。

 

一時的に働けなくなったらもらえる障害手当金

サラリーマンが病気や怪我で会社を一定期間以上休んだ場合、健康保険からその間の収入を補ってくれるのが障害手当金。勤務先の福利厚生制度はふだんからチェックしておくといざという時に役立ちます。障害手当金は最長で1年6ヶ月。さらにそこから違う病気でまた働けなくなったときには、その時点から新たに最長1年6ヶ月の給付期間が数えられます。

受け取れる金額は給料の3分の2。仕事中や通勤途中のけがや病気になって労災と認められれば、治療にかかわる医療費や経費を補てんしてもらえ、障害手当金よりも手厚い休業補償給付が受けられます。

 

ここまでまとめると、サラリーマン(厚生年金に入っている人)はかなり恵まれています。知っておくと生命保険をもう少しおさえて老後資金をためるのが懸命かと思います。逆に自営業の人は、厚生年金との差を自分で埋める必要があることを知っておきましょう。

 

多額のローンを抱えているけど大丈夫?

夫が多額のローンを抱えて夫がなくなった場合も大概は大丈夫。ローンを組むと同時に団体信用生命保険に加入していることがほとんどなので、万一の場合には、ローン残高分の保険金ががおり、ローンの残高は消え、家は残ります。

またこどもの教育資金として、学資保険に入っている場合がありますが、学資保険にも一家の大黒柱が亡くなった場合には、その先の保険料を支払わなくても満額もらえるという保障がついた保険があります。

 

生命保険のリスク

民間の生命保険にはリスクもあります。保険会社が経営破綻すると保険料を納めてきた人の保険料が大幅カットされる事があります。とくに貯蓄型はリスクが高い。生命保険をかけるならリスクの少ない死亡保険の掛け捨てタイプを少なめにかけてみるのはいかがでしょうか?

民間のネット保険例

毎月の保険料 毎月2400円→2000万円の死亡保険金(30歳~40歳まで)

毎月の保険料 毎月4600円→2000万円の死亡保険金(40歳~50歳まで)

 

さらに県民共済、府民共済は利益を追求する民間企業とは違い、掛け金が安いのが特徴です。

掛け捨て型は、払い込んだお金は万一のことがなければ戻ってきませんが、毎月支払う金額が少なくなって、その分老後資金も、そして万一のための貯金もできます。

生命保険料は確定申告で控除の対象となり、申告さえすれば税金の一部は戻ってきます。

 

まとめ

民間の生命保険料の掛け金はできるだけ少なめにしてその分、必ずやってくる老後までお金を貯蓄する。貯蓄さえあれば、入院しなくてはならないときには、病気のために使えばいいし、老後になっても健康で元気にしていたら、旅行や趣味のために使えます。

貯蓄というのは、自分のいざというときの保障でありながら、困ったことがなければ楽しいことに使えるお金です。最初から一人暮らしの方は、公的年金と少しの保障があれば充分ですね。
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投稿日:2016年11月17日 更新日:

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