これまで仕事をやってきた人も定年後は、時間をもてあましてしまうことも。老後一人暮らしをするにあたって、準備しておきたいのは、生きがいや楽しみ。その一つにボランティアがあります。
このページでは老後にボランティアをするメリット、老後にできるボランティアにはどんなものがあるか、どうやって探せばいいかなど老後の楽しみや生きがいとしてのボランティアについて詳しく紹介します。
老後にボランティアをするメリット
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- 仲間ができる
- 生きがいを感じられる
- 自分の知識や経験をいかすことができる
- 社会に対する恩返しができる
- 社会と関わりが持てる
定年後は規則的な生活パターンが崩れ、家にこもりっきりなる人も多いです。一人になると不安も膨らみます。
ボランティアで仲間ができれば、情報も入ってきます。老後に孤立することもなく、社会に役立っていると自覚できれば毎日が充実します。
老後にできるボランティアの種類
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地域活動
小学生の登下校パトロール、小学校イベントのお手伝い、小学校・幼稚園での読み聞かせ、学童で昔あそび、保育、花壇の整備、町内のお掃除、伝統文化の継承
福祉関係
老人世帯への食事サービス、介助サービス、点字、手話通訳、子育て支援(送迎など)
災害支援
震災などの被災地への救援活動
医療関係
病院や施設でのボランティア
スポーツ支援
ハンディキャップがある人のスポーツ活動支援、協力
海外ボランティア
海外生活経験者や語学に自信のある人ならその経験と技術を海外で活かす海外ボランティアがあります。その中でもJICAの中には40~69歳までを対象にした『シニア海外ボランティア』と言うものがあります。
開発途上国の人のために、技術や能力、豊富な経験を活かしたいという人を派遣し、支援する事業。
老後にできるボランティアの探し方
まずは、自分は何がやりたいのか、何をしている時が楽しいのか、現役時代にやってみたかったことなどを考えます。
例えば、料理が得意なら、地域のお年寄りにお弁当をつくるボランティア、パソコンが得意なら、パソコンを教えるインストラクターなど自分の得意なことから探すと見つけやすいです。
ボランティアは、やってみないとわかりませんので、とりあえず家の近くでやってみることをおすすめします。
身近なところで探す
コミュニティセンター、小学校、図書館や市民体育館などの公共機関などでボランティア募集をしています。自治会の回覧板や市の広報誌、公共機関の掲示板、HPなどで募集していますので、問い合わせをして聞いてみましょう。
ボランティア市民活動センターで探す
また、社会福祉協議会のボランティア市民活動センターには、コーディネーターがいて、ボランティア活動の相談や紹介を行っています。
インターネットで探す
国内最大級のボランティアデータベースサイトACTiVOは「ボランティアしたい人」と「待っている人」を繋いでくれます
他にも
するとボランティア募集サイトがでてきます。
老後にできるボランティアはいつから探せばいいか
老後になって、ボランティアしようと思っても、それまでの人生で、自分の得意とすることが少ないと何をやっていいのかわかりません。新たに何か始めようと思っても習得には時間がかかります。
定年少し前の50代から、老後に何ができるのか考えて、自分のできることを考えておいたほうがいいかもしれません。
シニアボランティアまとめ
- シニアボランティアは、仲間ができ、自分の経験や知識が活かせる
- ボランティアは、ネットや公共機関、ボランティア市民センターで探せる
- 50代から老後に何ができるのか、何をしたいのか探す準備をしておく
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