老後一人暮らしのメリット・デメリット

最近では、身寄りが無くて・・仕方なく一人暮らし という方おられますが、家族がいる場合でも、自分で暮らせる間は一人で暮らしたいという方が増えています。

老後一人暮らし

一人暮らしをしたいけれど不安、どんな問題があるの?と迷われている人は、老後に一人暮らしをするメリット、デメリット。さらには、同居のメリット・デメリットについて考え、自分(親)は本当に一人で暮らせるのかを考えて見ましょう。

 

老後一人暮らしのメリット

一人暮らしは、“自分のことは自分”で気楽。自由、ゆっくりペースでも誰に何を言われることもありません。自分自身だけで物事を決定でき、気ままに暮らすことは長生きの秘訣でもあります。

年をとるにつれ、能力は使わなくなると衰え、低下します。料理は手を動かし、段取りで頭を使います。掃除も買い物もゆっくりすれば、いい運動。できることは自分でやることで、いつまでも元気に過ごせます。

たくさん家族がいると、それぞれの悩みがありますが、一人暮らしは悩みも一人分。相手がいる悩みの方が重く悩むことが少ないです。ストレスなく暮らすことが一番。

 

老後一人暮らしのデメリット

 

特養ホームに入れる優先順位が低くなる

同居していると“介護者あり”と判断され、特養に入れる順番がなかなか回ってこないことがあります。

目が行き届きにくい

一人暮らしをしている人が元気かどうかは実際に会ってみないとわからないことも。年をとったら認知機能が低下したり、うつ病を発症したことに気づくのが遅くなり、大きな事故や火災などを起こしてしまう可能性があります。

経済的に負担

生活費は家族と同居するよりお金がかかってしまう事が多いです。

老後の同居のメリット

老後同居のメリット

一人でいるのは寂しいもの。小さい孫がいれば、明るくなります。子ども側からすると、おじいちゃん、おばあちゃんに子育てを逆に助けてもらえることもメリット。

おじいちゃん、おばあちゃんの立場からすると、健康、火の元など人の目が常になるのは安心して暮らすことができます。

 

老後の同居のデメリット

子世帯との関係

子育て世代は自分の生活だけでも大変。子育てを手伝うと老後である自分の生活も大変になります。また、一緒に住んでいても子どもが何もやってくれないと逆にストレス。誰もいないと諦めもつきます。

同居の中でも3世代同居は比較的満足度が高いと言われていますが、孫が大きくなるにつれて環境は変わってきます。ある程度成長した孫と祖父母との同居は生活習慣、生活リズム、食生活の好みが違いすぎて無理があります。

娘といえども他人。プライバシーが守れなかったり、喧嘩になることもあります。

介護の問題

介護でお世話になりっぱなしの場合、自分が介護してもらうことに気遣いが発生します。一人で置いていけない、24時間2時間ごとに介護が必要など家族の負担かかかりすぎて、介護離職せざるをえなくなってくると、介護する方もされる方も“共倒れ”することも。

昼間一人暮らし

家族と一緒に住んでいても、家族は働きに行って昼間はいないという“昼間一人暮らし”の人が増加中。“昼間一人暮らし”なら一人暮らしと同じです。

 

老後一人暮らしに関する不安 まとめ

大切なのは、同居するか一人で暮らすかよりも、大事なのは家族の思いやり。お互いに思いやりを持ち、気を掛け合い、優しくなれるかどうかですね。同じ家に住んでいて毎日顔をあわせていると、どうしても良い面が見えづらくなり、お互いを気遣うどころか、傷つけあってしまうことも。

一人暮らしの親との距離は、“愛情はあるけれど、ちょっと離れて暮らしているだけで、お互いのことは気にかけている”という距離が一番。

人がいても不自由なからだがどうこうなるわけでもありません。

何かあったときのために必要以上に心配しすぎることも不要です。“家で転倒した”“朝起きたら亡くなっていた”は同居していても起こりうること。高齢者の見守りシステムやサービス、一人暮らしをサポートしてくれるサービスなども充実していますので、そういった情報をつかむ、備えることで安心した老後一人暮らしを迎えることができます。

 

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